仮想通貨持ってるか?オレは持ってる

都内のサラリーマンしてます。ステャラティと申します。 仮想通貨投資の話メインで投稿します。 主にICOの個人的な備忘録になりそう。Stellar推しです。

Quantum1Net 量子コンピューターの脅威に備える技術の開発!!

こんにちは
今日はQuantum1NetのICOを紹介していきます。
Quantum1Netはビットコインの脅威である量子コンピュータの誕生に備えることを目的としています。
現在ICOが開始したばかりですがこの技術が開発されれば大きな価値を持つことになります。
細かい仕組みは省略(私が理解できなかった)しますが大枠の概念だけでも知っていただければと思います。

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https://quantum1net.com/

 

ビットコインの抱える課題

インターネットは爆発的に普及していてネット上での商取引や様々な契約がなされています。
私たちもAmazonなどのサービスに個人情報を登録し、商品を購入していますよね。
あまり普段から意識することはありませんが私たちが安心して自分の個人情報をこうしたサービスに登録できるのは暗号化技術のおかげなんです。
交換鍵暗号という暗号化方式を使うことで私たちと様々なインターネットサービスとの通信は守られています。
そしてビットコインをはじめとする仮想通貨もこの公開鍵暗号を利用して取引の改ざんを防いでいるのです。

しかしこの公開鍵暗号は現在のハードウェアでは突破できないことが前提として成り立っています。
今後、膨大な演算を短時間で行えるコンピューターが誕生した場合、原理的には公開鍵暗号が突破されうるのです。
この膨大な演算を短時間で行えるコンピューターがつまり量子コンピューターです。
量子コンピューターは従来のコンピューターの約「1億倍」の演算能力があるといわれています。
量子コンピューターの誕生によって公開鍵暗号が突破されれば、それに依存するビットコインは取引の改ざんが可能となり、通貨としての信用がなくなってしまうのです。

 

Quantum1Netとは

Quantum1Netは量子力学を利用して強力な暗号セキュリティプラットフォームを構築することを目的としています。
Quantum1Netのチームはこれまでにデータの安全な保存と転送を可能にするQEKG(Quantum Encrypted Key Generation)と呼ばれる暗号鍵生成プロトコルを開発しました。

暗号技術では様々な場面で乱数を必要としますが、通常はPRNGと呼ばれる乱数生成器が利用されています。
Quantum1Netチームの調査の結果、PRNGは乱数を生成するといっても、反復的な行動パターンを示す傾向が大きくなるということがわかりました。
つまり、コンピューターを利用すればこのパターンを見抜き次の乱数を予測することができるというのです。

それに対しQuantum1Netチームが開発したチームはQEKGは量子光学を用いて完全なランダム性を持つ乱数を生成します。
※光子の到着時間を用いてるらしいですがよくわからなかったです汗
これにより乱数の予測アルゴリズムが無効化されることを期待しています。

といったのがQuantum1Netの目指す姿です。
量子コンピューターの誕生は既存の暗号化技術を脅かすものであり、HTTPSや、政府システム、与信/デビット処理などの絶対に破られてはいけないアプリケーションをも危険にさらします。
Quantum1Netで確立された技術がもしこうした部分にも活用できるのであれば価値の向上が期待できますね。
量子コンピューター自体が悪いと言っているわけではありません。正しい用途で利用すれば人類の助けになるものです。

量子コンピューターへの対策を行っている通貨は他にもありますが、それに特化して力を注いでいるのはQuantum1Netだけだと思います。

 

Quantum1NetのICO

Quantum1NetのICOはちょっと特殊で段階を踏みます。
スタートアップ企業の資金調達方法としてシリコンバレーでは有名らしいコンバーチブルノート(転換社債)と似た方法をとっています。
※Quantum1Netチームではこれをコンバーチブルトークンと呼んでいます。

最初のICOは2018年2月から始まりSilver tokenというトークンが発行されます。
このSilver tokenは将来的に20%のボーナスを付与して後述するGold tokenと交換可能となります。
Quantum1Netチームはここで調達した資金で新オフィスへの移転と開発者の補充を行います。

第2のICOは2018年7月から始まり、Gold tokenというトークンが発行されます。
このGold tokenはSilver tokenの投資家が優先的に購入することが可能となります。
そしてこれはビットコインベースにQEKGを組み込んだトークンとなります。

第3のICOは2019年1月から始まり、上記同様Gold tokenが発行されます。
ここでGold tokenが一般的に販売されます。
ここでの調達資金はQuantium1Netの長期サポートと仮想通貨以外に向けての開発に利用されます。

現在開催されているICO上記の最初のICOにあたり、Silver tokenを購入できます。

https://ico.quantum1net.com


上記にアクセスし、以下の図に示すとおりに購入を申請します。

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しばらくすると指定したメールアドレスにETHアドレスを乗せたメールが届くため
指定した額のETHをMETAMASKなどのウォレットから送信します。
※取引所からは送信しないようにしてください。

Quantum1Netのロードマップ

ロードマップは以下の通りです。
月刻みでけっこう細かくイベントがありますね。

■2018年2月
シルバートークンのリリース
新事務所に移動

■2018年3月
インフラストラクチャーの設置
最初のサーバの設置
追加スタッフ採用
ビットコインのフォーク

■2018年4月
最初の量子鍵ジェネレータの最終設計
ゴールドトークンソフトウェアのテスト

■2018年5月
ゴールドトークンの生成とプリマイニング
Quantum1Netの限定展開

■2018年6月
ゴールドトークンウォレットと送信機能の展開

■2018年7月
ゴールドトークンの限定リリース
テネリフェ島でのリリースパーティー
ハードウェアベース量子キージェネレータの最終設計

■2018年8月
製造パートナーとの合意締結

■2018年9月
α版のファイル送信プラットフォーム
最初の「Box」の受信試験

■2018年10月
計算されたASNネットワーク内での「Box」の展開
「Box」間のロードバランスの準備完了

■2018年11月
β版のファイル送信

■2018年12月
Quantum1Netの展開

■2019年1月
ゴールドトークンの公開リリース

 

まとめ

数多くの仮想通貨が色んなプロダクトを引っ提げてICOを行っていますが、Quantum1Netのように仮想通貨を守るためのトークンというのは少ないと思います。
量子コンピューターの登場はいずれ仮想通貨が直面する問題なので早め早めに手を打つのが重要です。
ここで開発されたプロトコルが数年後に拡大していることを期待します。
このようなコンセプトがはっきりしたプロジェクトはぜひ応援したいです。
長期のプロジェクトになりますがSilver tokenの段階で参加することで将来的にお得になるので皆さんもICOに参加してみてはいかがでしょうか。

https://quantum1net.com/